インドネシアの若者たちの笑顔の秘密?「休日の過ごし方」

先行き不安?それでも笑顔が絶えないインドネシアの若者たちの秘密とは?

笑顔がいっぱいのインドネシアの人たち。最新のテクノロジーを享受している現代の若者においても、それは変わりません。

日々、質素な住環境・職環境の中にいる人も少なくありませんが、いつも朗らかな彼ら。

今回は、お得意様であるH様から「インドネシアの若い人たちの休日の過ごし方を知りたいです」というリクエストをいただいたこともあり、彼らの秘密に迫ることができるのではないかという思慮を入れ込みながら、「インドネシアの若者たちの休日の過ごし方」を調べてみました。

H様、話題のご提供、ありがとうございます!!

彼らの方法を真似すれば、私たちも笑顔がいっぱいの若者(または中高年者)になれるかもしれません。

1. 家でごろごろするだけ

何も予定がない日は、「動くのが面倒」なので、家でごろごろして過ごすだけという人が意外と多いそうです。一日中、ベッドやマットレスの上で、ごろごろするのだとか。

お母さんが作ってくれた食べ物を部屋に持ってきてもらって、寝っ転がりながら食べる人もいるらしく、ちょっと驚きですね。

でも、家の外では活動的に見えている人が「家でごろごろしていること」を白状するのは、なかなか難しいことかもしれません。

2. アニメを見る

ちょっと前まで、必ずと言っていいほど若者たちはアニメを見ていました。

各テレビ局が競うように若者に好まれるアニメ番組を放送していたのです。

でも、最近は少し変わってきているようです。

インターネットの普及なども関係しているかもしれません。

3. 友人たちと集まる

ごろごろしているだけでは飽きるので、複数の友人たちと集まるということもよくあるようです。

何のために集まるかははっきりしていないことが多く、一緒に歌ったりすることもあれば、雑談するだけであったりします。

これを読まれているあなたは、何か理由や目的がないと人と会わないのではないでしょうか? かくいう私自身もそういった傾向があるかもしれません。

インドネシアの人々は一般的に人と他愛のない話をすることが好きだと思います。

人同士のコミュニケーションこそが、人間らしさの象徴だとすれば、とても理にかなった楽しみではないでしょうか。

4. レッスンに行く

休みの日も学習に取り組み、生産的な活動をしているということで、褒められるに値する過ごし方です。

将来、それぞれの分野で成功できるように、頑張っている人もいることでしょう。

5. 親の買い物に付き合う

スーパーマーケット

スーパーマーケット。

自分自身は特に用事がなくても、どこかへ出かける人のお伴をすることが自然体で行われているインドネシア。

連れ立って出かけることで、交通的、治安的により安全、安心な状態になったり、道中おしゃべりもできます。

孤独は好まれないし、奨励されないことでもあります。

親のエスコートをしたり、目的の物を一緒に探してあげたり、荷物持ちになってあげたりすることが、子どもにも奨励されます。

親が何かを買ってあげると約束をした時だけ、親の買い物に付き合う人が多いかもしれませんが、何も買ってもらえなくても、親に頼まれたら付いて行くのが良いですね。

6. 意中の人に接近

意中の人を含め、友人たちを誘って出掛けたり、グループ学習をしたりします。

インドネシアでは観光地などに出掛けると、日本以上に頻繁に若い男女のグループに出会います。

同性だけのグループもありますが、女性グループのほうが多いのは世界共通かもしれませんね。

グループ学習は学生などが親に伝える口実の中では常套手段に類するもので、グループ学習と偽って遊びに行くことも多いようです。

7. ソーシャルメディアで何時間も遊ぶ

家でごろごろする時に、頻繁に行いがちなことがソーシャルメディアに繋がって遊ぶこと。

手持ち無沙汰になると、自然に手が伸び、気が付いたら何時間も経っていたなんてことはよくあることです。

フェイスブックの友達のタイムラインを眺め、「いいね!」をしたり、コメントを入ながら、延々とスクロールしていたりします。

または、自分の新しい写真をアップしたり、タイムラインに心のうちを書いたりもします。

日本のLINEに相当するのがWhatsAppで、略してWAと言ったりします。仲間でWAグループを作り、わいわいがやがや雑談をしたり、写真を見せ合ったり、記事をシェアしたりしているだけで、時間が経ってしまいます。

インスタグラムもかなり浸透していて、肖像権にうるさくないインドネシアでは自分の写真だけでなく、人の写真もどんどん投稿されることが多いです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

意外とシンプルで質素な過ごし方だとは思いませんでしたか。

このような過ごし方の多くが、「人とのコミュニケーション」と「のんびりする」という要素を含んでいるような気がします。

特別センセーショナルなことをしているわけではありませんが、これらの方法によって、自然に日々安らぎ、リフレッシュしているのかもしれませんね。安らぐ人は自然と笑顔が多くなるのかもしれません。

ご興味のある方はこれらの真似をしてみて、どうぞ検証してみてくださいね。

(この記事はhttps://loop.co.id/articles/aktivitas-kids-zaman-now-hari-mingguを参考にして作成しました。)

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