【ジャカルタの食事】ハラール認証済日本食レストラン「ベスト5」

ジャカルタでのお食事は、いつも何を召し上がっていますか?

インドネシア料理に飽きてしまったら、たまにはお財布にも優しい日本食レストランを試してみませんか。

今回、ご紹介する5つの日本食レストランは、インドネシア各地で展開しているだけあって、他の日本食レストランよりも先駆け、インドネシアウラマー協議会(MUI:Majelis Ulama Indonesia https://mui.or.id/)によるハラール認証を取得しています。

https://www.idntimes.com/food/dining-guide/ahmad-wildan/5-restoran-jepang-di-jakarta-ini-sudah-bersertifikat-halal-lho-c1c2/fullの記事を参考にしながら、ご紹介していきますね。

日本食レストランの多くが未認証

ジャカルタの人々にとって、日本食は他の外国の食事に比べ、比較的、名の知れたものになっています。

ショッピングモールに始まり、道端のテント屋台に至るまで、日本食屋さんを探すのは難しくありません。

私の知る限りでも、子どもたちを相手に学校の中や学校の周りでたこ焼きを売っていたりしますし、ラーメンもよくテント屋台などで見かけます。

しかし、残念なことに、インドネシアウラマー協議会のハラール認証を取得しているレストランは、手の指で数える程度しかありません。

そのような中で、ジャカルタにある5つの日本食レストランが、既にインドネシアウラマー協議会のハラール認証を取得しています。

ジャカルタのハラール日本食レストラン「ベスト5」

ホックベン「HokBen」

 

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中華系インドネシア人ヘンドラ・アリフィン氏が創業した、エカ・ボガインティ株式会社(PT Eka Bogainti)が1985年に始めた、インドネシア資本100%のレストランです。

以前はホカホカ弁当(Hoka-Hoka Bento)という名前だったのですが、省略してHokBenと呼ばれることが多かったためか、リブランディングされHokBenになったとのことです。

日本から商標権を買ったのだそうです。

ヘンドラ氏は自動車業界で名高いアストラ・インターナショナル株式会社(PT Astra Internasional)を退職し、周りの反対を押し切って、未知のビジネスに挑戦し大成功しました。

同社へ通訳でお邪魔したことがあるのですが、会合の参加者全員にお昼ご飯のお弁当をごちそうになりました。

思い返せば、それはホックベンに違いありません(ごちそうさまでした!)。

今ではインドネシアで一番おなじみの、日本食レストランになっています。

主要なショッピングモールには、必ずと言っていいほどテナントとして入っているHokBenは、お昼ご飯の時間帯や週末など、常に混みあっています。

売れ筋メニューは、チキンすき焼き(Chicken Sukiyaki)、ビーフ照り焼き(Beef Teriyaki)の他、エッグチキンロール(Egg Chicken Roll)、チキンカツ(Chicken Katsu)などの揚げ物です。

中央ジャカルタ、サバン通りのホックベンは、なんと24時間営業なので、近くへ行かれた方は試してみてはいかがでしょうか。

スカルノハッタ空港第2ターミナルにもHokBenはあります。

各店では、子供向けの小物のプレゼントなどがあり、ファミリーにも人気になっています。

吉野家「Yoshinoya」

 

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日本の吉野家がインドネシアへ進出したものです。

日本での印象とは異なり、インドネシアではショッピングモールなどに入っている、明るいファーストフード店という感じです。

ホックベンなどもそうですが、ファーストフードはインドネシアの人々からすると、あまり安くはありません。

売れ筋メニューは、やはり、ビーフボール(beef bowl)ですが、バラエティー豊富な印象です。

セットメニューの種類もいくつかあり、お得感をアピールしています。

ジャカルタのオフィス街の中心にあるグランドインドネシアなど、高級ショッピングモールにも入っています。

以前、アテンドをしたことのあるお客様に「お昼は吉野家でどうですか? 日本とは違って、明るい感じですよ」とお勧めしたところ、「日本とは違うんでしょうが、吉野家だけは勘弁してください」と断られてしまいました(涙)。

Yoshinoya Indonesiaはインドネシアのファミリーにも大人気です。

丸亀うどん「Marugame Udon」

ハラールマークが右下に印刷されている、店頭ポスター。

ハラールマークが右下に印刷されている、店頭ポスター。

小麦粉もハラール認証付きを使用しています。

小麦粉もハラール認証付きを使用しています。

「うどん」だけでなく、「天ぷら」もキャッチフレーズに取り入れているのがインドネシアらしいMarugame Udon

「うどん」のような淡白なメニューだけでは、インドネシアの人は物足りないかもしれませんね。

かき揚げ(Kakiage)、えび天(Ebi Tempura)がちゃんと用意されています。

人気が高いのがビーフカレーうどん(Beef Curry Udon)です。

カレー味はインドネシアの人にも受け入れられやすいので、人気メニューになるのもうなづけます。

チキンカツが上に乗っている、チキンカツカレーうどん(Chicken Katsu Curry Udon)も美味しそうです。

スカルノハッタ空港第2ターミナルにもあるようです。

すき家「Sukiya」

 

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日本では牛丼とカレーが主力になっているすき家ですが、インドネシアのSukiyaは牛丼とラーメンが主力になっています。

刻み赤トウガラシと揚げ小赤たまねぎが乗った、ジャカルタラーメン(Jakarta Ramen)などというラーメンがあったり、ラーメンの上にチキンカツやエビフライが乗っているものなど、やはり揚げ物が目立ちます。

カレーが丼で食べられるなど、あれこれ目移りしそうなメニューがそろっています。

インドネシアの庶民にとっては、安くはないのですが、40,000ルピア(約320円)台から食べられます。

立地的には少し不便な場所になってしまいますが、日本人の方が行けそうな地区のものは、空港と市内中心部の通り道になるグロゴル(Grogol)地区に1軒、スネンSenenのアトリウムモールに1軒あります。

ただ、グロゴルもスネンも、残念なことにジャカルタでは治安が良い場所とは言えません。

現地の人と一緒に大勢で行くときなどには、いいかもしれませんね。

トム寿司「Tom Sushi」

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ジャカルタ中心部のグランドインドネシアと、北ジャカルタ、クラパガディンのモールオブインドネシアにある、回転ずしのお店です。

カジュアルな雰囲気ですが、高級ショッピングモールの中にあり、1皿10,000ルピア(約80円)からのお寿司を次々に食べていれば、あっという間に1,000円ぐらいはいきそうです。

黄色いお皿は10,000ルピア、赤いお皿は15,000ルピア、青いお皿は20,000ルピアです。

庶民にはちょっと敷居が高いかもしれません。

アメリカのお寿司屋さんでシェフをしていた人がオーナーだという情報もありましたが、オーナーについては、はっきりとした情報が得られませんでした。

他の多くのレストランと同じように華僑所有なのかもしれません。

お寿司の話ではありませんが、日本の特有メニューのレストランをインドネシアで出店した、華僑の裏話のようなものを聞いたことがあります。

その方はとても研究熱心で、日本食のレストランをつくるためには、日本製の機会を取り寄せなければならないが、熱源だけはインドネシアでは高い電気ではなく、ガスに替えていると言っていました。

 

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海老チーズロール(ebi chesse roll)や、お寿司の上に砕いたポテトチップスの飾りが乗った、白身チップスロール(Shiromi Chips Roll)など、日本のお寿司に慣れ親しんだ私たちには想像しがたいものが人気のようです。

しかし、日本の定番メニューもあるので、希望を持って出かけるのもいいかもしれませんね。

  1. ホックベン
  2. 吉野家
  3. 丸亀うどん
  4. すき家
  5. トム寿司

どれが一番、あなたのお好みでしょうか?

1~5番の順番は、そのまま、インドネシアの人々による人気度の順番になっていると思います。

日本の和食そのものではないかもしれませんが、日本にはない美味しさを味わうチャンスですね!

ジャカルタに滞在している間に、ぜひ試してみませんか。

 

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