177キロを時速59キロで3時間。ジャカルタ空港⇒花の都バンドンへ
インドネシア旅行が、いつも、ジャカルタだけで終わっていませんか。
マンネリを解消するため、西ジャワ州の州都バンドンへ足をのばしてみませんか?
ジャカルタのスカルノハッタ国際空港からバンドン市までの距離は177キロ程度と言われています。
2018年現在、同空港からバンドンまでは、車を使うのが一般的です。
車で行くバンドンへの道のりはどんなものなのでしょうか?
渋滞しなければ3時間ほど
ジャカルタのスカルノハッタ空港からバンドン市内まで、GoogleMapによると、渋滞なしで3時間程度です。
距離が約177キロなので、時速59キロほどの距離で走ることになります。
空港からバンドン市内までは高速道路のみで移動できます。
いろいろな高速道路を通るので、料金所は何回かありますが、高速道路は全部繋がっているので、一般道に降りる必要はありません。
「ジャワ島のパリ」、「花の都」と言われるバンドンはジャカルタからあまり遠くないですね。
2018年11月12日14時40分調べの交通状況は?
2018年11月12日14時40分、GoogleMapで移動の所要時間を調べてみました。
スカルノハッタ空港(第1ターミナル)からバンドン市内までは、3時間25分でした。
2か所ほど事故の表示があり、渋滞も少しありますが、思ったより早いです。
逆にバンドン市内からスカルノハッタ空港へ行く場合の所用時間は、3時間33分でした。
両方向ともあまり変わりません。
車ナンバーによる奇数日・偶数日規制
GoogleMapのスクリーンショットでも「偶数のみ」の文字が読めるのですが、車のナンバーの最終桁が奇数か偶数かによって規制が行われています。
これを書いているのは11月12日なので偶数日です。
偶数日には偶数ナンバーの車のみが通って良いことになっています。
高速道路の奇数偶数規制はジャボデベックLRT(ジャカルタ~バンドン間が該当)の建設が行われている、ジャカルタ~チカンペック間が対象です。
この規制は、LRT建設のため、ますますひどくなっている渋滞を解消するための対策のようです。
ただし、タクシーなどは規制の対象ではないので、日本から出張で来れれた方などは、あまり気にしなくても良さそうです。
ジャカルタ~バンドンが5時間以上かかることも
これを書いている現在は、平日の昼間だということもあり、あまり渋滞はありません。
しかし、いつも渋滞する時間帯というものがあり、雨天や事故などによって渋滞することも多いです。
9月、10月ごろから雨季に入り、それは2月、3月ごろまで続きます。
雨は比較的、午後の早い時間から日没までに降ることが多いです。
金曜日の午後から土曜日の朝の時間帯は、ジャカルタの人々がバンドンへ遊びに行ったり、ジャカルタで働いている人がバンドンへ帰省するので高速道路は渋滞します。
日曜日の午後になると、それらの人々がジャカルタへ戻るので、逆の流れとなり夜まで渋滞します。
私は空港からの移動ではなく、もっと短い距離のジャカルタ市内~バンドン市内の移動を何度もしています。
私の経験ですと、ジャカルタ市内~バンドン市内の移動に5時間以上かかることはザラです。
最も渋滞するポイントはブカシ(Bekasi)の辺りです。
飛行機に乗るためにバンドンからスカルノハッタ空港へ行く場合は、バンドン市内からジャカルタ市内だけで5時間、ジャカルタ市内から空港まで更に2時間の合計で、少なくとも7~8時間ほど見ておくとよいかもしれません。
ただ、渋滞しなかった時は空港で何時間も時間をつぶすことになるので、それには覚悟が必要かもしれません(笑)。
様子を見て、ジャカルタ市内で時間をつぶすという方法もありますね。
おわりに
スカルノハッタ空港からではなく、ジャカルタ市内からバンドン市内へ行くときは電車でも行くことができます。
特急列車で4時間ぐらいかかります。
ただし、混みあう時期はチケットも早々に売り切れてしまうので、予約をしたほうが確実です。
ジャカルタ市民の週末の行楽地として絶対的な人気を誇るバンドンへも足をのばしてみてはいかがでしょうか。
清水純子へのお問い合わせはこちらから。