世界無形文化遺産にも登録されているバティックとは、インドネシアのろうけつ染めのことです。
きめの細かい独特の模様と色合いに魅了されいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インドネシアのなかでも産地によって、模様や色の特徴が異なります。
各地のバティックを集めた展覧会についてご紹介します。
2019年1月30日~2月3日バンドンにてバティック展覧会
定期的に開催されているこの展示会には、毎年、数千単位の人々が訪れます。
イベントのクオリティーを確保するため、生産者や有名デザイナーなど選りすぐりのテナントによる製品のみを展示しています。
インドネシア全国から集まったバティック、刺繍製品、織物、アクセサリー、手工芸品が展示されます。
即売もされていますし、商談もできます。
イベント名称:Legenda Batik Nusantara 2019
期間:2019年1月30日~2月3日
場所:Graha Manggala Siliwangi Bandung
入場料:5,000ルピア
主催者:Maxindo
ジャカルタでバティック作り体験をし、シャツのオーダーをしたい方は
バンドンまで行っている暇がない方は、ジャカルタのバティック博物館へ行かれるのがおススメです。
この博物館は国が管理しています。
小さなハンカチ大のバティック作り体験をすることもできます。
ショップにあるバティックの布地でシャツをオーダーすることもできるので、相談されてはいかがでしょうか。
お店を管理している方がジャワ地方の出身の方なので、ジャワ地方のバティックが多いですが、その他の地方のものもあります。
ショップではご自宅でバティック作りが楽しめる道具類も売られています。
ちなみに、バティック博物館のスタッフの娘さんは、筆者の近所の人で、シャツの縫製をアレンジしてくれます。
さいごに
以上、バティックがどんなものなのか見てみたい方、買い付けをされる方などにご参考になれば幸いです。
筆者の祖母は伊勢神宮のある伊勢の商人の娘で、好きな反物を見つけると、何が何でも反物を買い、着物を仕立てないと気が済まない人でした。
その祖母もバティックという言い方は知りませんでしたが、別名の「ジャワ更紗(さらさ)」のことは貴重できれいだというようなことを言っていました。
バティックがあふれるインドネシアでの滞在中に、お気に入りの一品が見つかるといいですね。